テレビ朝日 スーパーJチャンネル特集
− 無法水上バイクに地元住民が激怒 ー


2003年8月13日に放送されました。
夏の行楽シーズンを迎えにぎわう行楽地、山梨県本栖湖、そこで今とんでもないトラブルが起きている。
他人の迷惑など顧みず立ち入り禁止区域を暴走する水上バイク
リゾート地は今危険地帯とかしている
さらに陸地でも違法行為の連続。湖畔で禁止されている火を焚く。ガソリンを垂れ流す。森林に車両を乗り入れるなど自然破壊を及ぼす暴挙の連続。さらには地元住民とトラブルが起きた。
 豊かな自然に囲まれた山梨県本栖湖。澄みきった水をたたえ、波穏やかな湖はリゾートとして人気が高く、夏場はさまざまなマリンスポーツを楽しむ多くのリゾート客でにぎわう。ところが今ある問題が起きている。
[キャンパー]わざと(目の前で)回転していく、奇声をあげてね。非常にマナーが悪い
[釣人]投げているところ入ってきて水かけられましたからね。わざとやっているとしか思えない。
湖を訪れたレジャー客はルールとマナーを守らない一部の水上バイクの危険な行為に怒りをあらわにする。と言うのも本栖湖では遊泳者やてこぎボートを保護するための水上バイクなどの乗り入れを禁止する。保安区域が決められているしかし一部の心無いライダーたちはこういうルールを無視し、きわめて危険な暴走行為を繰り返している。
実際水上バイクによる事故は少なくなく5年前には死亡者まで出ている
[ウインドサーファー]「私の友人が全身打撲で死亡した、ターンをしているときに出会い頭で
            ぶつかった。ウインドが30k ジェットが100kぐらいは出ていた
            とと思います。避けられなかったんでしょう。」
左:旗をたてたダイビングボートのすぐ近くを航行する水上バイク
さらに水上バイクの危険は岸辺のレジャー客のみならずダイバーにも及んでいる。
[ダイバー]「今そこで動き回っている場所がねやっぱりダイビングポイントだった。今は危険だ
       から来ない。これはね国際A旗というアルファ旗だけど、是がたっていたら絶対
       徐行、30m以内は近寄っては駄目。是はね国際ルール。ダイバーは水の中で何
       かあったとき上がってきた時にぶつかったらひどいことになる。
       (近寄ってくるのは)ルール無視ですよね
本栖湖を含む富士五湖一帯は国立公園に指定されている。だがその保護すべき自然が危機に瀕している。湖の南西にある川尻地区。週末ともなれば200台以上の水上バイクが集結する場所である。だが一部の水上バイクライダーは陸の上でもとんでもない暴挙を繰り広げていたのだ。水際でガソリンを補給するライダー、ガソリンが湖にこぼれてもまるでおかまいなしである。そのうえ湖上でエンジンの空吹かし。これらがどう言った結果を引き起こすか。
[環境監視員]酷いですよね。オイルとかガソリンが混ざると(水が汚染され)非常に泡が
       たちやすくなる。それがこういった(湖岸が泡だらけという)状況をもた
       らす。9月になると、反対の岸辺にこの泡がずーと残る。
      (小さな湖では)まったく関係ないところまで被害が及ぶ。

また本栖湖畔で禁止されている直火バーベキューを平気でおこなっていいるグループまでいた。さらに湖畔にはいるため国立公園の木を切り倒し、車が入れる道を勝手に作ってしまう不届きものまでいるのだ。
進入禁止の立て札があるにもかかわらず、勝手に作られたこの道を水上バイクを引いた車が次から次へと入っていく。この状況に対してライダーに安全指導を行っている団体はどう思っているのだろうか?
[PW協会]地域住民の方で自然を愛している方もいっぱいいると思うんですよね。
      その辺からのクレーム
もなきにしもあらず。こちらも山梨県警と相談して、
      なんとかね、つかわして下さいと。愛好者もね、あの湖はきれいなんで、やはり
      どうしてもきれいな湖でやりたいと、数多くいるんでね。
だが地元への影響は深刻だ。湖のすぐ目の前にあるキャンプ場、水遊びができるため子供たちの林間学校にもよく利用されていたという。だが現在は、多くの水上バイクの騒音で、客足は遠のき開店休業状態に追い込まれている。観光客の減少は地元住民にとっては死活問題なのだ。
[ボート屋さん]ここは無法状態ですよね。
        ものすごいなみでお客がこわいこわいと帰りに苦情がある。
        観光客もかなり減ってきている。われわれの生活もかなり窮屈になってきている。
稼ぎ時である夏を迎え、地元住民はこの対策を迫られた。
[住民]子供の遊び場であった場所がね、ジェットバイクの遊び場になっている。
    お客さんはこないよね。
会議の結果、訪れるライダーたちに水上バイクのルール、環境への配慮を改めて訴えることとなった。翌日さっそく水上バイクを引いてきた車にさっそく声をかけたそのとき衝突が起きた。

[住民] 「今日こちらを利用されますか?この道路がどのようなものだかご存じですか?
      こちらの道路は違法に作られたものだということをご存じでしょうか。」
[バイク]「はい知っています
[住民] 「つまり道路ではない、通ってはいけないんだと。」
[バイク]「ちょっと認識が難しくて、、、。ここじゃ道路じゃまになりますんで、」
[住民] 「それじゃ、そちらに車を止めて、、、」
[バイク]「なんですから湖畔で話しましょう。」
[住民] 「すいません!!」(住民を無視して入っていく)
 (その後も住民の制止を無視をして入っていく車両の数々)

[住民] 「こちらに車を乗り入れるのは環境破壊につながる行為だという認識、、」
[バイク]「なんか俺たちが悪いことをしているような」
[住民] 「私たちはそういう認識です。」
[バイク]「
むかつくよ!てめーがここに来ておれらに質問することがメーワクなんだよ!
      このやろう!!てめーがここにいる存在事態がむかつくんだよ。
      おれにめーわくなんだよ!いっていいのかよ!おら!!
      むかつくんだよ!!!てめーよ!!!

 いくら注意を促そうとしてもまるで聞く耳ををもたない

 一部の心無い水上バイクのライダーたちの身勝手なこういによって、美しい湖が危機に瀕している。
 
マリンスポーツを楽しむことは自然と共存することにほかならないはずだ

[キャスター]さわやかなイメージが台なしですね。
 実はこの背景には、一昨年(平成13年5月)、湖を管理する山梨県が水上バイク側
(PW安全協会や水上バイク販売店)の要望を受けまして、1年の限定で(違法に作られた道路に)設置してあったガードレールを撤去して(マナーやモラルきちんとする、またそれを徹底する活動を行うということで)解放したんですよね。
その1年を過ぎてもガードレールを戻すことをしないので、(住民の訴えを無視して)こういう利用者が堂々と入っていると、これは早急に手だてを打たないと。
やっぱりね国立公園のなかにこういう道路ができてしまったことがそもそもの間違い。琵琶湖の様に条例を作って、警察と協力して無法者を追い出さないといけない。
※文章中のカッコ()は、前後の文章や写真からわかりずらいためこちらで補足しました。
※この放送後、地元警察に道路使用の許可を出したか伺ったところ「許可していない」
 
との返答です
平成13年5月に、ガードレールを撤去する際、地元側には「水上バイクのマナーやモラルを
 きちんとする、またそれを徹底する活動を行う」といった説明がありましたが、そういった
 
地元への説明と裏腹にPW安全協会や水上バイク販売店によるそのような活動は一切行われ
 なかった

2002年6月にはこのTVで取り上げられた道路とは別に湖畔に進入するための新たな道路が
 作られた
。もちろん違法にです。
2003年8月にはさらに周辺の木や草が切られて広く使い
 やすく
なっています。
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