竜ヶ岳
竜ヶ岳は、かつては「小富士」とも呼ばれていた山梨百名山にもなっている本栖湖の南側に位置する山です。
標高1485m、登り始めは急に感じますが、約2時間ほどで山頂にたどり着くことができ、天候に恵まれると山頂からは、目の前にそびえ立つ富士山、綺麗なグリーン一面の青木ヶ原樹海、南アルプスなどの大パノラマを眺めることができます。
ダイヤモンド富士
元旦の「ダイヤモンド富士の初日の出」には、毎年、多くの人で賑わいを見せます。
富士山の頂から太陽が昇り、山頂部がダイヤモンドのように輝くとその神秘な光景に歓喜の声が上がります。
↓ 2017年1月3日の竜ヶ岳山頂からのダイヤモンド富士の写真です。元旦の人出は比べものにならないほど多くの人出で賑わいます。
竜ヶ岳の伝説
本栖湖からある日、突然現れた龍が「富士山が噴火する」とお告げをして山頂から天に昇って行ったという伝説や、富士山の噴火で溶岩が湖に流れ込んだ熱さでこの山に逃げたという伝説などあり、竜ヶ岳の名前の由来になったと言われています。
現在でも、本栖地区の住人から選ばれし「六斎念仏講」が、毎年7月に登山途中のあずまや近くにある、本栖湖江岸寺の住職がこの場で竜を供養したという「石仏」へ登り、念仏の行法をつとめています。
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